人生の中では、まとまったお金が必要な時が必ずやってくるものです。
例えば、海外旅行や留学がしたい、車やマンション、一軒家の購入を考えるなど、このような局面においては多額の資金が必要です。
そんな時は、金利が低く、長期的にお金を借りることができる銀行のローンを利用したいものです。
しかし、一口に銀行といっても、様々な種類の銀行があり、またそれぞれが色々なローンを提供しています
その中で、どのローンが自分に適しているのか見極めるためには、銀行とそのローンの種類についてよく知っておく必要があります。

銀行ってどんな種類があるの?

まず銀行にはどんな種類があるのでしょうか?
みなさんは、日本には何行の銀行があるかご存知ですか?
正解は約130行です。
そして、銀行は大きく分けて二つの種類に分かれています。
一つは普通銀行。
もう一つは信託銀行です。
信託銀行は名前に「○○信託銀行」とついているので、すぐわかります。信託銀行は銀行業務以外にも信託業務を行っています。それ以外は普通銀行です。
普通銀行は更に以下の四つに分けることができます。

【都市銀行】
大都市に本店があり、全国規模でのサービスを行なってる銀行です。経営統合などにより、現在は、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、みずほコーポレート銀行の6行がこちらにあたります。

【地方銀行】
地方都市に本店があり、地域経済が営業の地盤となっています。代表的な銀行としては横浜銀行、千葉銀行などがあげられます。全国地方銀行協会に加盟している64行がこちらにあたります。

【第二地方銀行】
地方都市に本店があり、地域経済が営業の地盤となっているところは地方銀行と変わりませんが、もともと相互銀行だったところが多いことが特徴となっています。東京スター銀行、関西アーバン銀行が代表的な例としてあげられます。第二地方銀行協会に加盟している45行がこちらにあたります。

【新しいタイプの銀行】
インターネット専業銀行や、ケータイ銀行などの近年創設されている、新しいタイプの銀行です。また、かつての長期信用銀行が、名を変え新しい銀行として生まれ変わっています。これらも新しいタイプの銀行の仲間といえそうです。新生銀行、あおぞら銀行、ソニー銀行、イーバンク銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、イオン銀行などがこちらに含まれます。また、ゆうちょ銀行もこちらの部類になります。

以上が大まかな銀行の種類になります。
これらの銀行はそれぞれ、色々なローンを提供しています。

銀行のローンの種類って?

次に銀行にはどんなローンがあるのか見てみましょう。
個人が借りることができるローンとしては、住宅ローン、リフォームローン、アパートローン、マイカーローン、教育ローン、多目的ローン、カードローン、おまとめローンや借り換えローンなどがあります。
その中で、今回は特徴的な以下の三つについて、簡単にまとめてみました。

【住宅ローン】
皆さんがよく利用されているローンの一つとして、住宅ローンを例にとってみましょう。
住宅ローンには、二種類のローンがあるといわれています。
一つは、通常の住宅ローン。
こちらは銀行が独自に提供しているローンで、手続きなどは個人で行うのが一般的です。また審査には時間が掛かるのも特徴の一つです。
そして、もう一つは、提携住宅ローンです。
こちらは、住宅メーカーやリフォーム会社が銀行と提携して行われている住宅ローンです。こちらのローンでは住宅メーカーやリフォーム会社が手続きを代行してくれることが多いので簡単で、審査の時間もそれほど長くは掛かりません。しかし、手続きを代行してもらっているので、料金は割り増しになることが多いようです。

【フリーローン】
銀行のローンの中には使用用途が限定されているものが多い印象がありますが、そうでないものもあります。
フリーローンは、使用用途が限定されておらず、融資金の使い道は自由で、銀行によっては多目的ローンと呼ばれているところもあります。
こちらのローンでは、契約時に決定された融資総額が一括で指定口座に振り込まれる仕組みになっています。
追加で融資が行われたりすることはありませんので、またフリーローンを利用したい場合には、申込からやり直すことになります。

【カードローン】
カードローンも自由に使うことができ、重宝されているローンの一つです。
カードローンの場合には、融資金が口座に振り込まれることはありません。
ローンカードを使って、最寄りのATMから融資金を引き出す仕組みになります。
引き出したい金額はこちらで指定することができます。
しかし、借入できる総額は、契約時に決められた利用限度額内になります。限度額以内であれば何度でも借入を行うことができますが、借入総額が限度額に達してしまうと借入は一旦できなくなります。次の返済が行われれば、その分の借入がまたできるようになります。

これらのローン以外にも銀行にはたくさんのローンが揃っています。
ですから、自分にはどこの銀行のどんなローンが適しているのはを知るためには、まずそれぞれの銀行の特徴やローンサービスの仕組みなどをしっかりと把握しておくことが大事なのですね。

銀行のローンはこんなにお得!

では、最後に、銀行のローンはどれだけ低金利なのかがよくわかるように、消費者金融のキャッシングサービスと銀行カードローンを比較してみましょう。

最初に代表的な消費者金融3社をあげます。
【アコム】
実質年率:4.70%~18.00%
利用限度額:500万円

【プロミス】
実質年率:4.5%~17.8%
利用限度額:500万円

【アイフル】
実質年率:4.5%~18.0%
利用限度額:500万円

そして、以下が銀行カードローンの具体例です。
【三菱東京UFJ銀行カードローン】
実質年率:4.6%~14.6%
利用限度額:500万円

【みずほ銀行カードローン】
実質年率:4.0%~14.0%
利用限度額:1000万円

【オリックス銀行カードローン】
実質年率:3.0%~17.8%
利用限度額:800万円

【住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)】
実質年率:1.99%~7.99%
利用限度額:1000万円

ご覧の通り、消費者金融の最高実質年率は一番安くてもプロミスの17.8%です。それに対して、大手都市銀行のみずほ銀行では14.0%、住信SBIネット銀行にいたっては桁違いの安さになっていることがおわかりでしょう。
また、もう一つ注目していきたいのが利用限度額です。
総量規制施行後、消費者金融の利用限度額は個人の年収による制限が課せられるようになり、高額の融資は難しいのが現状です。
それに対して、銀行カードローンは総量規制対象外のため、利用限度額に対する法律的な制限はないので、800万円から1000万円の利用限度額の設定も可能です。
従って、オリックス銀行のカードローンは金利が多少高めであっても高額の融資が可能なので人気があるというわけなのです。